新見南吉
iPadでi文庫HDを購入したのでその中に最初からダウンロード済みの「手袋を買いに」と「ごん狐」を読んでみた。(どっちも10分以内に読める位)
先に「手袋を買いに」を読んだ。私の小学校の時代は確か1年か2年の頃に教科書に載っていたはず。今はどうなんだろ。感想は当初私の中に在ったイメージ通りの心温まる話。
で、次に「ごん狐」を読んだ。短い話なので一気に読みましたが、読み終えて
「あれ?」
こんな話だっけ??と思った。ある年老いたお母さんと二人暮らしの村人にいたずら(年老いた母親に鰻を食べさせてあげようと川で捕まえた物をごん狐が逃がしてしまう。後にごん狐は村でお母さんのお葬式が行われているのを見てお母さんの為に捕った鰻だったことを知る。)を反省したごん狐は一人になった村人の家に魚や栗を毎日届けるようになる。ある日栗を届けて家から出てきた狐を村人はいたずらに来た狐だと思い、火縄銃でワンショットかましてしまう。村人は撃った狐の所に来て家の中を見ると栗が置いてあり、この狐が持ってきてくれていたことを知る。←ここで終わり。村人の狐に対する台詞など一切無し。
はっきりいって読んだ後どう解釈したらよいのか迷いましたわ。感想を書くなら
切ない話やなぁ
ってことで(汗)
これも小学校の教科書にでていたと思うけど(今はどうか知らない)学校ではどう解釈するのが正解だったのかなぁ?と思って知りたくなった。気になるなぁ。
ということでi文庫HDはお勧めです(笑)
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